ここ数年で犬より猫を飼う人が増えたのはご存知ですか?
テレビの番組を見ても、前までは子犬が主だったはずが猫、猫、猫。
犬好きの私としては、もっと犬を見たいのですが、
なぜ今、犬より猫ブームがきているのか?
その理由は、現代の生活にありました。
この記事を読めば、
- 犬と人間の歴史
- 猫と人間の歴史
- なぜ今、犬より猫が人気なのか?4つの理由
が分かります。
[ad#1]目次
なぜ今、犬より猫が人気なのか?4つの理由
なぜ今、犬より猫が人気なのか?
ペットフード協会が2017年に調査した資料には、こう書かれています。
最も飼育意向の低下が顕著なのは50‐60代でした。なお、猫の飼育意向は、5年前と
比べてほぼ横ばいとなっています。
2017年で飼われている犬猫で、
犬より猫の方が60万頭も多いということが分かりました。
登録件数で調査しているかと思うので、野良猫から無登録で飼われている方を含めると
さらに差は開いているのではないでしょうか。
まずは、犬と猫のそれぞれの人間との歴史を見ていきましょう。
犬と人間の歴史
人と犬との付き合いはおよそ2万年も前。
犬の祖先であるオオカミが人間の住処に近づき、残飯を手に入れるようになります。
危険の察知が早いオオカミが近くにいることは、人間にとっても有益で、
お互いの利害が一致し、近くにいることを認めたのがきっかけと言われています。
そして、犬を家畜として飼うようになり、
走ることや狩りに長けている犬を狩りの手伝いをさせていき、さらに関係は深くなります。
ペットとして人間と暮らすようになった時期は諸説ありますが、
日本でいえば、縄文時代の頃に丁寧に埋葬されていたことを見ると
1万年前には仲間としての絆があったように感じます。
猫と人間の歴史
猫も犬と同様昔から付き合いがあったと言われていますが、
犬より少し後のこと。
約9500年前にいた現代で言えば猫である「リビアヤマネコ」が人間に飼われていた痕跡があったのです。
さらに、紀元前4000年エジプトでは、農作物を荒らすネズミを捕ってくれる救世主として家畜で飼われるようになり、
神聖化。
ただ猫の場合は、昔から犬と比較して野性味が多いことから
一緒に住んではいるが、つかず離れずの状態を好んでいたようです。
[ad#1]なぜ今、犬より猫が人気なのか?現代の生活スタイルが関係している4つの理由
SNSで猫の方が写真映えする
犬派の私でも気づいてしまったことがあります。
それは、犬は写真写りが悪いということ。
犬好きにとっては、可愛いんですよ?どんな写真も。
ただ本物はもっと可愛いんだよ?と思うほど写真映りが悪いの。
逆に、猫の写真映えは素晴らしい。
基本表情が犬より動かない猫は、美人に写りやすいんです。
そして、犬よりじっとしている時間が長く、結果投稿される量が違うのです。
そのこともあり、バズりやすいのは猫の方であり、宣伝効果で猫が人気に!
忙しい人が増えた
昭和の頃とは世の中の流れは変わり、
母親が働くのも当たり前の時代になってきました。
子供のやることが増え、忙しい。
そうなると、ペットのお世話は誰がするのでしょう?
そこで、ペットを飼うとなったら、比較的楽な猫の方を選ぶ人が多いのでしょう。
犬は、基本人懐っこく甘えん坊。そのことを知っている方は多く、
忙しくかまってやれないのは可哀そうだ。
猫だったら、独りを好むし、お世話も楽そう。
と考え選ぶ人が多いのでしょう。
お金がかかりにくい
猫より、犬の方がお金がかかります。
猫は自分で毛並みを整え、基本的にはトリミングはいらないと言われています。
しかし、犬は毛が伸びるタイプと毛が抜けるタイプとあり、
基本的にはどちらのタイプもトリミングが必要。
例えば、ダックスのトリミングをお願いすると、3000円~4000円
理想のトリミングは1ヵ月に1回。
年に3万6000円~4万8000円もかかると思うと、どっちも好きなら猫にしようかな?と思いますよね(^^;
猫は鳴かない
昔はご近所とは仲良く助け合い、とやっていたみたいですが、
現代はそうもいかず、ご近所との付き合いも薄れているところが多いよう。
そんな中ペットを飼うとなると気になるのが、鳴き声。
飼ってすごい吠える子になったらどうしよう。
近所迷惑を考えるなら、、と猫を選択する場合もあることでしょう。
犬より猫が人気の理由【まとめ】
忙しい現代では、犬のように人間に近いコミュニケーションのとれるペットより
ある程度自分でいることが好きな猫の方が飼いやすい。
また、動物の生態によりかかるお金や周りへの配慮などを考えて
猫を選ぶ人が多いのでないでしょうか?
読んでいただきありがとうございました。