こんにちは!chikaです♪
2歳と4歳の男の子を育てています♪
図書館で2週間に一度絵本を借りて子供達と読むのが趣味。
いつも図書館で絵本を選ぶときは、
好きな絵本作家さんのシリーズや
子どもが好きそうなもの、
タイトルや中身の雰囲気で気になるものを中心に選んでいます。
今回は、全然子供向けではないものの、
絵の雰囲気やパラっとみた中身に惹かれて借りてみた絵本の紹介です。
[ad#1]目次
不思議な気持ちになる絵本「おばあちゃん」
図書館で見かけた時、、
文 谷川俊太郎
絵 三輪滋
表紙の絵からして不思議な世界感。
それに惹かれ、思わず手に取りました。
パラっとみると、どうやら介護の話。
私はまだ、両方の親共、介護が必要なわけではありません。
介護はまだまだ先のことになるとは思っていても、
現代の介護の大切さや難しさをニュースで知っているせいか、
絵本でどんなことが描かれているのか興味を持ち、借りることに。
文 谷川俊太郎さん
谷川俊太郎さんは、日本の詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家であり、
主に詩を中心に活躍している作家さん。
絵本を探していると谷川修太朗さんの名前は本当に良く見かけます。
絵本で見かけた時に
「あれ?この名前聞いたことあるな。」と思っていたのですが、
調べてみると教科書にもよく登場していた方でした。
ここで、絵本で有名ものを少し紹介します。
【もこもこ】
子どもの大好きな擬音語がつまった絵本。
その文を書いたのが谷川俊太郎さん。
この絵本を読むと、子供たちは妙な魅力にひかれ
何度も何度も読まさせられます。
もとながさだまささんの絵も抽象的で夢の中にいるようなそんな気分になります。
価格:1,404円 |
【ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ】
こちらの作品も、擬音語というか何語か
まるで宇宙人が喋っているような、そんな作品です。
読み手の親は一回目は確実につまづくでしょう。w
読みなれてくると、リズムがよく、子供が好きな
「ぱぴぷぺぽ」が沢山入っていて、大人気♪
このような絵本を見ると、
文が先に出来てからの絵なのかな?
それとも絵が完成してから文を考えるのかな?
と凡人の私には出来ない作家さんたちの発想にただ感動してしまいます。
価格:1,296円 |
【スイミー】
この作品は有名ではないでしょうか?
私自身、小学生の時の劇でスイミーをクラスで演じました。
この作品の翻訳したのが谷川俊太郎さんです。
翻訳でとっても作品の雰囲気って変わりますよね。
このスイミーはなんだかゆったり落ち着いた海の中にいるようなそんな気分になります。
スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし/レオ・レオニ/谷川俊太郎【1000円以上送料無料】 価格:1,572円 |
介護をされているおばあちゃんのお話。【おばあちゃん】を読んでみた
本の内容は、孫からの視点の介護されているおばあちゃんのこと。
「おばあちゃんは、赤ちゃんみたい。」
という出だしから始まり、
最後のオチは、思いがけないセリフで終わります。
※オチは読んでからのお楽しみにしておきましょう♪
読んでみて、内容はなかなか重い話ですが、
終始、孫らしい感想や視点が入り、
不思議と凹み過ぎない話だと思いました。
現実介護されている方や、介護している方、その周りの方に
強い共感を得られるような内容ではないでしょうか。
そして考え方を少し変えるきっかけになるかもしれません。
ぜひ、介護が辛いと思ったなら読んでみていただきたい絵本です。
人には人生があり、
介護されて、自分ではなにも出来なくなったおばあちゃんでも
若い時は綺麗だった。
そんなおばあちゃんの帰りを寂しく待っていたお父さん。
義理の母の介護を任されたお母さんの苛立ち、
言ってはいけない境界線の苦悩だったり。
痴呆で忘れらえてしまう、実の息子。
孫の視点だからこそ、思ったこと聞いたことをそのまま言っているような、
そんなリアルな内容でした。
三輪滋さんの絵も、とても素敵です。
布団がすごく大きく書かれて、おばあさんが小さく見たり、
孫の僕が俯瞰で見ているような書き方をされていて
不気味にも見えるこの絵のタッチが私はとても気に入りました。
子供向けではないものの、子どもに読んでみると
不思議な印象が強いらしく、
「なんで赤ちゃんなの?」
「なんで○○なの?」を連発にしながら、
「おかしいね~♪」と率直な感想がきけて面白かったです♪
もう一回読んで~と言ってくるので絵本として面白いかな?
読んでいただきありがとうございました!
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