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3歳の子供が川崎病に!症状&経過【写真有り】
子育ての悩み解決法

3歳の子供が川崎病に!症状&経過【写真有り】

突然ですが、我が子が川崎病になりました。病気と言うのは、突然くるものなんですけど、今回の病気は正直焦りました。だって、病院行ったその日から入院で結果的には、13日間の入院生活が急遽始まったのです。

今回は、

  • 川崎病ってなに?どんな症状?
  • 我が子が川崎病で入院した経緯
  • 川崎病での入院生活での経過
  • まとめ

について載せていきます。「川崎病」の可能性があるということで急遽入院になった我が子のことが心配で川崎病についてググりまくりました。そんな同じような状況の方のために情報を載せておきます。参考になれば幸いです。

川崎病ってなに?どんな症状?

川崎病は、 1967年に川崎富作博士 が発見した病気だということでその名をとり「川崎病」と言われています。簡単に言えば血液の病気なんです。

発症すると、全身の血液に炎症が起きて、様々な症状が現れます。現れる症状が5つ以上当てはまれば「川崎病」と診断されるのです。

川崎病の症状は、

  • 高熱 が5日以上続く
  • 両側の眼球結膜(目の白いところ)の充血
  • 真っ赤な唇と苺のようにブツブツの舌
  • 体の発赤疹
  • 手足の腫れ
  • 首のリンパ節の腫れ

この病気は、近年増加傾向ではあるもの、 2014年では10万人あたり308人 という珍しい病気ではあります。「川崎病」の一番の心配な部分は心臓に血栓が出来やすくなって、心筋梗塞発症の危険因子となることです。そのため、強い炎症反応のあるときに治療を始め、速やかに終息させ、血栓が出来ないよう抑制することが重要になります。

血栓が出来やすい状態は、症状が治まってからも続き、心エコーを定期的にし、長期予後が必要となります。

我が子が川崎病で入院した経緯

【症状1日目】少し元気がなく、鼻水が出ている様子でした。あ~また風邪ひいたかな?と思っていました。


【症状2日目】熱が38.5の高熱。さらには、よくみると手足先に湿疹が!細かいうにょうにょっとしたまだら模様の湿疹だけど、立体感はありませんでした。痒がる様子はない。この日は土曜日で病院はお休み。悩んだ末、遊んでいるし、機嫌もそこまで悪くない。様子を見ることにしました。夜になり寝ようにも高熱のためうなされていました。首元を触る仕草があるので首が痛いのかな。。

うっすらとまだらな湿疹が

【症状3日目】≪入院1日目≫朝測ると38.2。湿疹はなぜか少し減っているような。 目が少し充血、唇が気持ち赤い気がするという程度の変化でした。ただ、 かなりぐったりして元気がない。大好きなご飯も全然食べようとしない。。。
夕方には足の湿疹が、また広がって足の裏や手全体が赤い、少し浮腫んでるようにも見える。日曜日で悩んだ末、救急へ行きました。

診察してもらうと、高熱、目の充血、湿疹、リンパが腫れている我が子の症状を診て、「川崎病かもしれないから」と大きな病院を紹介してもらうことに。

大きな病院で診察、エコーを診てもらうと、「川崎病とは診断はまだできないけど、今日から入院して 抗生剤で様子見て、明後日まで続くようなら、川崎病としての投薬治療を始める。 」とのこと。ほぼほぼ川崎病の症状だけど、症状の条件が5つ以上じゃないと治療を開始できないのです。症状がひどいと4つとかでも治療を始めるらしいんですけどね。
我が子の場合、 症状自体もあまりひどくないという判断でした。

私としては、(え?もうほぼほぼ川崎病じゃん!2日もまつ必要ある?可哀想だから早く始めてほしい)と強く思いました。違う病気だった時の可能性も考えそういうルールになっているのだと思いますが、入院もして抗生物質の点滴してもよくならない我が子を見るのは、とっても不安でした。

【症状4日目】≪入院2日目≫朝測ると38.5。湿疹の赤みがまたなくなっていました。「このまま今日一日みて、熱下がらなかったら明日採血して治療を始めます」とのこと。エコーで心臓に血栓が出来ていないかチェック。子どもはまだ小さいから外からのエコーで診れるらしい。問題なしでほっ。

とにかくリンパが腫れて痛いようで、首を触ろうとしたり、体を起こすときに頭を持ち上げると泣いて怒る。寝る時も仰向けが辛いのか、うつぶせで腕枕を欲しがった。それでも首が痛いようでアイスノンで誤魔化しながら寝かそうとしたけど、ずっと浅い眠りで可哀そうでした。

湿疹もどんどん赤みは強くなり、先だったところが広がって、手のひら全体と膝から下が腫れているような状態でした。触ってみると熱ももっている様子。目の充血もひどく唇の赤さも真っ赤な状態。

口は真っ赤で、リンパが腫れすぎて首が動かせられない状態

この日が一番どの症状も強く、辛そうでした。

【症状5日目】≪入院3日目≫
朝38.4。熱下がってなく、症状も変わらないのでようやく治療始まりました。
採血をして、数値の変化をみて、グロブリンの点滴。グロブリンが川崎病の治療薬で一番有名な薬で1回分投与すると8割の人がそのまま落ち着いていくそう。
投与すると、症状もすぐに引いていくことが多いみたい。

血液を固めないようにするアスピリンも粉薬で毎食後飲む。
エコー、心電図ともに問題なし
昼の時点で36.9。久しぶりの6度台でちょっと安心。 リンパも腫れてはいるものの今朝より動かせる様子。
けれど、夕方にかけて、また熱が上がってきて、首が痛いと訴える
口が痛いのか食欲あまりなく、昼は食べず、夜スティックパンとゼリーのみ
アスピリンの粉薬は無味無臭で飲みにくくないみたいで直接粉薬を口に入れて水で流し込むことも出来た。

口が乾燥しすぎてなのか、症状の結果なのかカピカピで切れて出血している。

入院してから3日経つが、お風呂に入っていない我が子。頭がペタペタになってきてはいるものの子供って臭くならないのね。


【症状6日目】≪入院4日目≫体温が37度あたりになってきて、湿疹も治まってきた。目の充血と口の赤みはまだあるけど、少しましになった。リンパもまだ腫れてる感じはあるけど、痛みはなくなったみたい。元気も少し出てきたみたいでよかった‼‼
グロブリン一回目がお昼で終わったので、1日グロブリンをしなくても熱が上がらないか様子を見る。

【症状7日目】≪入院5日目≫めちゃテンション高い。熱が37.7だったり37.1だったり、、
お昼過ぎから39.5の高熱になって元気から一転、ぐったり。またグロブリンの投与を開始。
8割は1回目でよくなるけど残りの2割はになったようだ。小児科の先生からみれば、よくあることらしく、上がったり下がったりして徐々によくなっていくらしい。まだ心配する必要はないとの言葉に安堵しました。
熱が上がってはいるものの、湿疹やリンパ、目の充血や口の赤みはなくなり、綺麗なので、症状はよくなってると思いたい。。

笑顔が出てなんか偉そう。。w

【症状8日目】≪入院6日目≫グロブリンの効果が出てきてまた、熱は下がってきた。
ほかの症状も出ていない。
先生曰く、「一回のグロブリンで良くなるコが8割9割。大体が二回目で良くなる。稀に次の他の薬に移行する子もいる。」とのこと。
食欲も割とある。

【症状9日目】≪入院7日目≫採血の結果、CRPが入院当初11.71だったのが、グロブリン一回目投与後8.23で2回目投与後は1.91 平常は0.6以下らしいので徐々に確実に良くなってきていることが数字に出ているとのこと。
体温も朝36.5
昼36.3
夜36.5と調子がいい!

【症状10日目】≪入院8日目≫朝37.4
9時頃36.5
足の先の皮がめくれ始めた。
皮がめくれるということは、川崎病の終わりの症状に当てはまるので治ってきているとのこと。

皮めくれというより細かく薄皮が擦れて削れているような感じ。

【症状11、12日目】≪入院9、10日目≫36.5から37.3をいったりきたり。
採血の結果CRPが0.6まで、下がった。病院では、体温が37.5以下であれば、平熱と判定されるらしい。

症状が治まってからの入院は再発してまた熱が上がらないようにチェックすることと、この時期が一番血栓が出来やすくなるので調べるための入院だそうです。

このあたりから鼻水、咳が少し出るようになりました。

このあたりから皮めくれがしっかり始まってきた!


【症状13日目】≪入院11日目≫
午前は元気が有り余って、明日退院できる!と思っていたら、夕方まさかの38.9の熱。相部屋だったのでインフルエンザのことも考え、部屋移動。
食欲も減り、首が痛いという。
アイスノンをもらったけど、あまり気持ち良くないみたい。川崎病だったらどうしよう。と思っていましたが、先生の話を聞くと、「皮めくれが起きていて、他の症状も落ち着いているとなると、川崎病ではなく、他の感染病の可能性が高い。退院は辞めて明日また一日様子見ましょう」

【症状14日目】≪入院生活12日目≫
機嫌もいい
熱は36.9
採血の結果 、問題なし!これで一日なにも起こらなければ、明日退院。

【症状15日目】≪入院生活13日目≫

異常なく無事退院。

後日、べろべろ~~

まとめ

我が子の症状は、始め高熱と少しの鼻水から始まり、数日後、手足先の湿疹、目の充血、高熱、リンパの腫れとい症状が出てきました。

発症してから4日目が一番辛そうで、症状も強かったです。

川崎病の治療としては、グロブリンの点滴とアスピリンの粉薬の投与で収めていくのが一般的で、2回グロブリンの投与をして、効果がなければ、他の薬に移行して探りながらやっていくようです。

グロブリンは安全な物ではあるもの、人の血液を原料としているので、未知なる感染症などのリスクがないとは言えないということを投与する前に説明していただきました。それでも川崎病にはこの薬が一番効くので、拒否する理由はありませんでした。

グロブリンの投与は発症して早期に投与することで、症状を素早く抑え、血栓が出来にくくすることが出来ます。

川崎病は、症状が治まっても血栓が出来やすい状態ではあるので、血がかたまりにくいアスピリンを退院後2ヵ月のみ、定期的にエコーの検査に行くことが必要です。

もちろん、人それぞれ症状の強さや、出方などは違うと思いますし、治療の仕方も違うかと思いますが、目安がないまま、ひたすら看病、付き添い入院していた時は生きた心地がしませんでした。少しでも情報になれば幸いです。

今回のことで思ったことは、救急に行っておいてよかった!ということ。症状が出たのが、土日祝と重なっている時期で、病院がお休みだったこともあり、行くことに躊躇していましたが、親がいつもと違う!おかしいと思ったら、やっぱりおかしいんだな。とつくづく思いました。あれだけの症状が出ていれば、病院に行かないことはないと思うけど、それでも早期に入院させて安全な状態で治療を始められたことに私は私を褒めたい!w

住んでいる地域の子供の医療費無料もほんとーに!有難かったです。

退院後の経過や気を付けること、入院したときにあってよかったものなどの記事も後程書いていきます。

ABOUT ME
chika
2歳と4歳の男の子を育てている主婦のchikaです♪ chikaは最近FP2級の資格を取得。 ずぼらな性格とFPの知識、自分の経験を取り入れながら、 子育て世代に役に立つ情報を載せていきます。